こんにちは、アユム [ @kot_book ] です。
英語を話すための教材や素材は世の中にたくさんあります。
選択肢が多いのは良いことですが、逆に多すぎて「どれ使えばいいかわからん…」と悩む人も多いと思います。
今回は実際に僕が使って本当に効果を実感した「英語を話すためのオススメ英会話教材」を紹介していきます。
結局、話してみないと効果は実感できない
いきなり結論というか、最終的な到達点のお話です。
どんなに優れた教材を使っても、英語を話せるようになるためには「実際に話してみる経験」 が不可欠です。
つまり、英語を話すための教材でインプットして、それを英会話などでアウトプットすると言うサイクルが絶対に必要になります。
少し厳しいですが、教材を使って自習するだけでは英語を話せるようにならないと言うことです。
なぜ最初にこんな話をするかと言うと、僕自身が自習するだけのムダな時間を過ごしてしまった失敗談があるからです。
僕は長い間「もっと教材で英語力を上げてから英会話に挑戦しよう」と言うスタンスでした。
お分かりいただけると思いますが「上達してから英会話をやろう」と言う意識では、いつまでたっても英会話に挑戦できません。
有り体にいえば、上達してから英会話をやろうというのは「逃げ」に過ぎないということです。
むしろ、教材を使った勉強に時間をかけすぎてしまうと、英会話にトライして話せなかったときのショックはより大きくなります。「あんなに勉強してきたのに全然話せないなんて…」というのは精神的にこたえます。
ですから、教材を使って勉強するのと並行して、オンライン英会話などでアウトプットする習慣を身に付けるべきだと思います。
この後、英語を話すための教材について詳しく紹介していきますが、自習と並行してオンライン英会話でアウトプットすることの重要性を先にお伝えしておきます。
ちなみに、僕はネイティブキャンプのオンライン英会話を使っています。7日間無料でレッスンを受けられるので、まだの人はぜひ試してみてください。
ネイティブキャンプ | |
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無料体験 | 7日間 |
月額料金 | 6,480円 (税込み) |
レッスン時間 (1回あたり) | 25分 |
レッスン時間帯 | 24時間365日 |
レッスンのキャンセル | ー (原則、予約不要) |
講師の国籍 | フィリピン アメリカ、イギリス他 |
講師の質 | ー |
講師の評価公表 | あり |
教材の数 | 7000超 |
カランメソッド | ◯ |
テレビ電話 | 独自開発 (Skype不要) |
支払い方法 | クレジットカード |
公式サイト | ネイティブキャンプ |
① スタディサプリENGLISH
ここからは、英語を話すための教材を詳しく紹介していきます。
僕がこれまで勉強してきた教材の中で最も効果を実感したお勧めの教材は【スタディサプリENGLISH】です。
数ある英語アプリのなかでも完成度が高く、ユーザーの使いやすさを徹底的に考慮して作られています。
英語アプリというと、英単語アプリが主流だったりしますが、スタディサプリENGLISHは英語の4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)をすべてバランス良く伸ばすことができます。
「英語を話すためにはスピーキングをひたすらやればいい」と思っている人もいますが、本当に英語を話せるようになりたければ、4技能をしっかりと学ぶことが大切です。

スタディサプリENGLISHが他のアプリと大きく違うところは、ディクテーション(書き取り)やシャドーイングのトレーニングが採用されているところです。
ディクテーションというのは、聞き取った英語をタイピングするトレーニングです。英語を話すためには正確な聞き取りが必須なのですが、ディクテーションはリスニング力向上に大きく貢献してくれます。
シャドーイングは、音声に少し遅れてついて発音するトレーニングです。実際の英語をマネて発音することで、正しいイントネーションで英語を話せるようになります。
このようにスタディサプリENGLISHは、他の英語アプリにはないアウトプット中心のトレーニングを採用しています。
僕はこれまで散々、この英語アプリを使ってきましたが、ここまで使いやすく効果があって長く継続できたアプリは初めてです。
英語を話せるようになりたい人には自信を持ってオススメできるアプリですので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、スタディサプリENGLISHは3つのコースに分かれています。自分の目的に合わせて使い分けましょう。
- ▷【7日間無料体験】スタサプENGLISHの新日常英会話を試してみる
- ▷【7日間無料体験】スタサプENGLISHのビジネス英語を試してみる
- ▷【7日間無料体験】スタサプENGLISHのTOEIC対策を試してみる

② 瞬間英作文
言わずとしれた名作教材です。
その名のとおり、日本語を見て瞬時に英作文をするトレーニング本となっています。
左側に日本語、右側に英語が書かれていて、日本語から即座に英語を作っていきます。
「瞬時に英作文をする」というのがポイントで、英会話で要求されるスピードを鍛えることができます。
英語が話せるという状態の最終形は「英語で考えたことを英語で表現する」ということになりますが、これは相当ハイレベルです(とういうか、ネイティブじゃないとほぼ無理)。
日本人は最初のうちは「日本語で思い浮かんだことを英語に変えて表現する」と言う流れからスタートします。
ですから、瞬間英作文のトレーニングは「言いたい事は浮かんでいるのに、それを英語でうまく表現できない」というジレンマを解消してくれます。
僕は瞬間英作文の入門書(青い表紙のやつ)を5周しました。そのおかげで英語を話す心理的なハードルが下がり、英会話でも言いたいことが口をついて出てくるようになりました。
瞬間英作文のトレーニングは本当に効果がありますので、英語を話せるようになりたい人はぜひ使ってみてください。
ちなみに、瞬間英作文は本が基本ですが、アプリ版もあります。僕はアプリに切り替えましたが、使い勝手も非常に良いのでおすすめです。

③ 英会話1000本ノック
自習でも限りなく本番に近い環境で英会話レッスンできる教材があります。それが英会話1000本ノックです。
この教材は、ネイティブの挨拶や質問に対して英語で回答していきます。ただフレーズを覚えるだけの教材とは違って、リアルな英会話を想定してトレーニングができます。
英会話のフレーズを覚えても、それを実際にどの場面で使うかを体で覚えない限りは本当に身に付いたとは言えません。
その点、この本では「このシチュエーションではこういう返事をしましょう」 というのを学ぶことができるので、非常に実践的です。
「英会話レッスンを受けたいけど、緊張するし自信がない」という人は、まずこの本を使って英会話の感覚をつかんでみるのがおすすめです。
最初は本をじっくり読んで、それぞれのフレーズを頭に入れていきましょう。ある程度頭に入ったら、本を読まずに音声だけを使ってトレーニングするのもありです。
実際、僕はお風呂に入りながら音声を流して、挨拶や質問に対して英語で答えるトレーニングをしています。
繰り返し何度も聞くことで、英語を話すための基礎体力が身に付きます。
この本が一冊をやりきれば、英会話の基本的なやりとりは大体できるようになってしまいます。僕の体感としては、この本のおかげで英会話が非常に楽になりました。

④ 英会話ペラペラビジネス100
英語を話すための最短ルートは「使い回しができる英語フレーズを覚えること」だと思います。
つまり、「このフレーズさえ使えればいろんなことが表現できる」という、いわば”魔法のフレーズ”みたいなものが存在します。
そんな便利なフレーズを集めたのが『英会話ペラペラビジネス100』という本です。
この本では英会話で非常によく使われる鉄板フレーズを100個紹介しています。
「100個もあるの?」と思われるかもしれませんが、この本を1冊やり切って100個フレーズを使覚えれば本当に英語が話せるようになります。
正直、僕も最初は半信半疑でした。しかし、この本をやり切った後に英会話レッスンを受けると「この表現、前に本でやったやつだ」という瞬間が頻発したので、本当に信頼できる教材だと思っています。
また、この本では「なぜこういう表現になるのか?」「こういう言い方をすると失礼になる」など、実際の英会話で起こりうる感情についても解説されているので非常に参考になります。
どんな教材にも言えることですが、本を1周しただけでは身につきません。僕はこの本をトータル6周しました。それくらい時間をかける価値がある本だと思っています。

⑤ 速読速聴 英単語 Core 1900
先ほどもちらっとお伝えしましたが、英語を話すためにはただスピーキングの練習をするだけでは足りません。
英語を聞き取り、正確な発音で話すためのトレーニングが必要です。そのために有効なのが、音読とシャドーイングです。
その音読とシャドーイングに使える便利な教材が『速読速聴 英単語 Core 1900』です。
この本は、社会人が読んで面白い教養が身に付くような英語の記事やニュースを題材にした英単語帳です。
英単語帳ではありますが、英語の長文を通して英単語を覚えるというコンセプトで作られているので、音読とシャドーイングに非常に有用な教材です。
一見すると、英語を話すためのトレーニングとは少し距離があるように思われますが全くそんな事はありません。
僕はこの本で音読とシャドーイングのトレーニングを続けたことで、オンライン英会話で講師が言っていることが格段に聞き取りやすくなりました。
負荷もかかるし正直しんどいトレーニングではあります。ただその分、確実に効果が見込めるので、時間対効果を考えると素晴らしい教材だと思います。
『速読速聴 英単語 Core 1900』のくわしいレビュー記事は以下をどうぞ。

教材+実地のトレーニングを組み合わせよう
最初にも説明した通り、教材で自習するだけでは英語を話せるようにはなりません。
英語を話せるようになるためには教材で学んだ事を実際にアウトプットすることが絶対に必要です。
教材で学びそれを実際に英会話で使ってみる。そうすることで「教材で学んだことが本当に役に立った」と言う達成感を得ることができるので、英語学習のモチベーションにもつながります。
また、教材ばかりをやっていると「こんな表現、本当に英会話で使うのかよ」と半信半疑になったりします。疑いの気持ちを持ちながら勉強してもなかなか英語力が身に付きませんしモヤモヤするので気分も良くありません。
学んだことが英会話で通じると「この表現、今度あの先生に使ってみよう」という前向きな気分で自習ができるようになります。
教材とオンライン英会話を組み合わせたトレーニングは良いことずくめですので、ぜひ実践してみて下さい。
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