こんにちは、アユム [ @kot_book ] です。
TOEICにはいろいろな議論があって、まったく意味がないという意見もあります。
これは資格試験にありがちな話なのですが「実践では使えない」とか「英会話には役立たない」という理由から敬遠されがちです。
しかし、僕はTOEICの勉強の大きな意味があると思っていますし、TOEICの勉強を通して英語力が上がったと実感しています。
というわけで今回は、TOEICで英語学習を進める意味と効果について解説したいと思います。
TOEICスコアで英語の上達を実感できる
会社の昇進や昇級あるいは転職を目的にTOEICを受験する人が大半だと思いますが、僕は仕事でTOEICスコアが必要というわけではありません。
にもかかわらず、なぜTOEICを受験するのか?最大の理由は、自分の英語力の伸びを測ることができるからです。
英語を身につけるには、継続して学習する必要がありません。言うまでもありませんが、英語は2〜3日で身につく代物ではなく、なんなら「一生続くもの」と表現することもできます。
つまり、英語学習はとにかく挫折せずに継続することが大切というわけです。そして、挫折なく英語を続けるためには「英語が上達しているという実感」が絶対に欠かせません。
頑張って勉強しても英語ができるようになっているのかわからないと、モチベーションが上がりません。これはゲームも同じで、レベルが上がらなければ面白みは大きく失われます。
ただ、英語の上達を実感するのは意外と難しかったりします。もちろん、英会話を通じて「このまえより喋れるようになった気がする」とか「聞き取りがラクになったかも」という感覚はあるでしょう。
しかし、それはあくまでも”感覚的なもの”にすぎません。そのときの感覚ですから、本当に英語力が伸びているとも言い切れないですよね。
ここで役立つのがTOEICです。TOEICのL&Rは5点単位でスコアが判定されるので、自分の英語力を如実に判定することができます。
点数でわかるのが大きいポイントで「前回のテストより◯点上がった」というのが目に見えてわかるので、やる気につながるのです。
「勉強の努力成果につながる」というのはモチベーションを保つのに重要だと思います。
英検よりもTOEIC
英検は面接などもあるので実用英語という意味ではTOEICよりも優れた試験だと思います。面接以外にも、英語の4技能を鍛える必要があるので、英語の総合力を伸ばすための試験として、英検は軽視できません。
ただ、日頃の英語力のアップを実感するための試験として、英検は少しわかりにくいかなと思います。というのも、英検の場合は合格 or 不合格のどちらかしか結果が得られないからです(厳密には英検CSEスコアというものがあります)。
新しい英検の成績表では、5級~1級のすべての級で、従来の級の合否に加えて、英検CSEスコアが表示されます。級ごとにそれぞれ技能別の満点を設定し、その結果もスコア表示されます。
英検CSEスコアによって英語力をスコアで測ることはできますが、英検の本質は級の合格 or 不合格なので、そこまで意識されていません。
また、英検は試験回数が年3回しかない(TOEICは原則、毎月開催される)ので、力試しをするタイミングが限られているという問題があります(英検CBTは除く)。
英検とTOEIC、どちらを受験すべき?というのはむずかしい判断ですが、純粋に英語の力試しをして上達度を測りたいのであればTOEICがおすすめです。
記事の結論から少しブレますが、TOEICよりも英検のほうがが優れているポイントもあります。そのあたりについては以下の記事にくわしく書いています。

教材が充実しているから勉強しやすい
TOEICは英語学習における「ドル箱」的な存在です。表現は良くないですが、出版社を含めた英語学習教材の制作者は、よく売れるTOEIC教材を積極的に作ろうとします。
その証拠に、本屋に行くとTOEICの対策本コーナーはひときわ目立つ位置に、それも大きな割合を占めて展開されています。
それはつまり、TOEICの学習教材が豊富であることを意味していて、同時に優れた教材も多く存在するということです。
また、教材が豊富なので、自分に合ったものを選びやすいという利点もあります。
そういった点からも、TOEICを勉強するのは大きな意味・意義があると僕は思っています。
ビジネスで使える英語の表現・単語が豊富
「TOEICは意味ない」と考えている人の多くは「TOEICでは実用英語が学べない」というイメージを持っていると思います。
しかし、実際のところTOEICはビジネス向けに作られているので、出てくる単語や表現は仕事で使えるものばかりです。
そのため、ビジネス英語を必要としている人にとってTOEICは「仕事で使える英語も学べて、昇級・昇格につながるスコアもGETできる」という二度美味しい試験なのです。
たとえば、日常英会話ではわりとフランクな表現が好まれる傾向がありますが、ビジネス英会話ではフォーマルな表現を使うのが普通です。
一例として、about と regarding の違いを学んだりします。どちらも「〜について」という意味ですが、about よりも regarding のほうが切実でフォーマルな印象を与えます。日本語でいうならば regarding は「〜に関して」という感じでしょうか。
about project と regarding project では、相手に与える印象が違ってくるということです。
という感じで、ビジネス英語で使われる表現を具体的に学ぶことができるのがTOEICの魅力です。
仕事で英語を必要としている人は、TOEICの学習をするのが最も効率的だと思います。
どの教材でTOEICを学ぶべきか
いざTOEICをやろうと思っても、イチから教材を探すのは大変だと思います。ということで、ここでは僕が実際に使ってみて効果を実感した教材を紹介します。
それはずばり、スタディサプリENGLISHというアプリです。
スタディサプリENGLISHはリクルートが運営する英語学習アプリで、アプリ一つで英語の4技能をバランス良く伸ばすことができます。
TOEIC対策コースのアプリには有名講師の解説動画も含まれているので、アプリでゲーム感覚で勉強しつつ、動画で文法のチェックもできます。
僕は長いこと使っていますが、もはや本での勉強に戻れないくらいハマっています。
特に忙しい学生や社会人にとっては、いかに効率的にTOEICを勉強するかが重要な課題だと思います。スタディサプリENGLISHはそんなニーズにもばっちり応えてくれるはずです。
「TOEICは意味ないのでは?」と疑問をお持ちのみなさん、ぜひアプリで学習してみてください。TOEICを通じて勉強を学ぶことのメリット、面白さをきっと実感してもらえると思います。
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