- 【2020/06/06 今日の英語学習記録】
- ・English Grammar in Use Unit 26〜30
- ・瞬間英作文アプリ 36〜40
- ・Polyglotsで音読
- 学習時間合計:2時間33分
今日の最大のトピックは、なんといっても助動詞。特にcouldには苦戦させられた。
couldは一般的にcanの過去形で「〜できた」と訳されることが多い。
でも、実際の会話ではcouldをcanの過去形で使うことは少ないらしい。
実際にはいろいろな意味を持っているので、「could = 〜できた」で覚えていると、会話はもちろん英語の文章も正確には読めないだろう。
というか、English Grammar in Useを読んで初めて知る用法が多すぎる。ここに来て、これまで受けてきた学校の授業は何だったんだろう?と思わずにいられない。日本の英語教育にますます不信感が募る…。
肝心のcouldについてだけど、用法がたくさんある。今日は特に「現実味のない可能性」についてまとめておく。
English Grammar in Useには could の用法として以下のような説明がある。
We also use could (not can) for actions that are not realistic.
これはつまり、realistic ではないときの行動を表すときに could が使えるということ。
- For example,
- ▪ I’m so tired. I could sleep for a week.
- ▪ This is a wonderful place. I could stay here forever.
どららも現実的にありえない可能性(願望)ついての述べている。
もしこれを「〜できた」という意味で訳そうとしても、意味不明な文になってしまう。
もう一つ、could have についてもなかなか理解するのがむずかしい。
- ▪ Why did you stay at a hotel? You could have stayed with me.
- ▪ David was lucky. He could have hurt himself when he fell, but he’s OK.
どちらも、実際には起きなかったことを could have で表現している。日本語で訳すなら「〜すればよかったのに」「〜かもしれなかった」という感じだろうか。
さらに他にも could で悩まされる英文がある。
- ▪ It couldn’t be better.
これを見た瞬間、多くの人が否定文で訳すと思う。
たしかに、could not で可能性を否定しているんだけど、そのあとに better がある点に注意したい。
つまり、【better より良い状態はない = 最高、絶好調】という意味になる。
この表現は日常会話でもけっこう使われていて、How are you? と聞かれて、 It couldn’t be better. と答える感じ。
これまで洋書とかを読むときに could が出てくると途端に意味がつかめなくなってたんだけど、English Grammar in Useを読んでその理由がはっきりした。
could を簡単に理解することは不可能だ。こればかりは反復して何度も解説を読み、なおかつcould を使って自分でいろんな英文を作ってみるしかないと思う。
could を使いこなせるようになれば、英語で表現できる幅がグッと広がると思うので、身につける価値は大いにあるはず。というか、could から逃げずにがんばるしかない。
今日は自分で決めてスケジュール通りに英語の勉強ができたのでいい気分。眠くなったり集中力が切れたら場所を変える。これだけで学習効率が格段にアップしたと思う。